2016年10月16日
入荷です
TANAKA製のモデルガン九四式拳銃(ダミーカート仕様)
HWSに続いてのモデルアップですね。
しかし、九四式拳銃がモデルアップされる時代になろうとは・・・・
私が九四式拳銃というのを知ったのは40年ほど前になりますが
小学生の頃に大好きだった松本零士先生の戦場漫画シリーズ
その中の多分「鉄の墓標」だったと思います
タイトルのところで日本軍の戦車が連合軍に撃破されるシーンがあるのですが
そのページで戦車兵が装備していたと思われる拳銃が爆発した戦車から吹き飛ばされ
画面の前面にアップで描きこまれていたのですが
その拳銃が日本軍=南部拳銃という認識しか無かった小学生の私には強烈なインパクトを与えました
この戦場漫画シリーズは松本先生の想像上の兵器(ほとんどが試作でこれが間に合っていれば戦局が変わっていたかも?という設定)
が多く出てくるので、この拳銃もそういった先生のオリジナル拳銃かと思っていました。
その後月刊「GUN」誌に九四式拳銃がレポートされその繊細を知ることになりますが
当時の情報量は現在とは比べるまでもなく
九四式は単なる「自殺拳銃」として認識されるにとどまりました。
現在の九四式は海外には熱心なコレクターも多い歴史的価値のある拳銃となっているようです。
特に初期型は仕上げも美しく評価が高いようですね。
モデルガンとしての九四式はその独特の形状をみごとに再現
また「自殺拳銃」と言われてしまった露出型シアープレートなど構造を理解するうえで素晴らしい教材です。
現在の拳銃とはかなり異なる外観と構造を是非お手元に置いてお楽しみください
Posted by バースト at 17:27